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京都ならでは!
終了

開催期間:2023年10月6日(金)~2023年12月31日(日)

AMBIENT KYOTO 2023

AMBIENT KYOTO 2023

AMBIENT KYOTOは、昨年、第1回目として、アンビエントの創始者ブライアン・イーノの展覧会を開催しました。第2回目となる「AMBIENT KYOTO 2023」は、今年10月6日(金)より京都の複数の会場を舞台に、展覧会とライブ、そして朗読作品の公開が行われます。

AMBIENT KYOTO 2023
アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会

 

伝統と革新が息づく世界的文化都市京都の叡智とともに創造する、アンビエントをテーマにした視聴覚芸術の展覧会、AMBIENT KYOTO。
第2回目となる「AMBIENT KYOTO 2023」は、日本が世界に誇るアーティスト、坂本龍一、高谷史郎、コーネリアス、バッファロー・ドーター、山本精一による作品が出展されます。展覧会の会場は、昨年と同様、京都中央信用金庫 旧厚生センター、今回新たに加わった京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)の2会場で行われます。また、今年は展覧会のみならず、会期中にライブを開催します。アンビエント・ミュージックに多大な影響を与えた、ミニマル・ミュージックの巨匠テリー・ライリーが、東本願寺・能舞台で10月13日(金)と14日(土)の2日間、コーネリアスが国立京都国際会館で11月3日(金・祝)に、それぞれライブを行います。さらに、小説家 朝吹真理子がデビュー作『流跡』を全編朗読した録音作品を公開します。

アンビエントは、音だけを切り取って成り立つものではなく、その音楽が流れる風土・文化の一部となる音楽です。またアンビエントには、これからの人間が環境・地球とどう向かい合っていくべきか、その新たな価値感の提示も含まれています。本展は、京都の風土・文化・人々とともに作り上げることを第一として開催します。


 

【参加アーティストおよび会場】


 【会場A】京都新聞ビル地下1階
【会場B】京都中央信用金庫 旧厚生センター

2023年10月6日(金)—12月31日(日) ※会期延長しました!
【時間】9:00~19:00
※休館日11月12日(日)、12月10日(日)
※入場は閉館の30分前まで

【会場A】京都新聞ビル地下1階

Photo by Satoshi Nagare

坂本龍一+高谷史郎 | async-immersion 2023
坂本龍一が2017年に発表したスタジオ・アルバム『async』をベースに制作された高谷史郎とのコラボレーション作品の最新版。京都新聞ビルの広大な空間に合わせ展開するサイトスペシフィックなインスタレーション。



【会場B】京都中央信用金庫 旧厚生センター

Photo by Satoshi Nagare

コーネリアス
最新作『夢中夢-Dream In Dream-』とそのシングルから3作品、groovisionsはその中の1曲「TOO PURE」の映像を制作。さらに、新曲「Loo」が展示室以外の会場の空間を彩る。

バッファロー・ドーター
映像作家黒川良一と住吉清隆による映像2作品。

山本精一
書き下ろしの新曲「Silhouette」と、仙石彬人と共同で制作した新曲の映像を出展。

※チケットは公式サイトよりご予約・ご購入ください。

 

 
テリー・ライリー
立体音響ライブ
会場:東本願寺 能舞台
日程:2023年10月13日(金)、14日(土) 
開場 17:30/開演 18:30

⇒両日とも予定枚数の販売を終了しました。

コーネリアス
AMBIENT KYOTO 2023 presents Cornelius 夢中夢 Special Live Set
会場:国立京都国際会館 メインホール
日程:2023年11月3日(金・祝)
開場 16:00/開演 17:00

予定枚数の販売を終了しました。

※チケットは公式サイトよりご予約・ご購入ください。
 


朝吹真理子
デビュー作『流跡』を著者自身による全編朗読でウェブ配信。

※詳細は公式サイトをご覧ください。


 

【アーティスト・プロフィール】
 

坂本龍一 (音楽家/アーティスト)

1952年1月17日、東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、YMOの結成に参加。1983年に散開後は『音楽図鑑』『BEAUTY』『async』『12』などを発表、革新的なサウンドを追求し続けた姿勢は世界的評価を得た。映画音楽では『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞を、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、グラミー賞映画・テレビ音楽賞など多数受賞。『LIFE』,『TIME』などの舞台作品や、韓国や中国での大規模インスタレーション展示など、アート界への越境も積極的に行なった。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」を創設。また「東北ユースオーケストラ」を設立して被災地の子供たちの音楽活動を支援した。2023年3月28日死去。


高谷史郎

1984年、京都市立芸術大学在学中に「ダムタイプ」のメンバーとして活動を始め、様々なメディアを用いたパフォーマンスやインスタレーション作品の制作に携わり、世界各地の劇場や美術館、アートセンターで公演や展示を行う。1998年からダムタイプの活動と並行して個人の制作活動を開始。近年の主な活動としては、2021年、坂本龍一とのシアターピース『TIME』をオランダ・フェスティバルで世界初演。2022年、ダムタイプは坂本龍一を新メンバーに迎え、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展・日本館で新作《2022》を展示。2023年にアーティゾン美術館(東京)で、ヴェネチア・ビエンナーレ帰国展「ダムタイプ|2022: remap」展示。2024年春、『TIME』を東京・新国立劇場およびロームシアター京都で上演予定。

Cornelius(コーネリアス)

小山田圭吾のソロプロジェクト。'93年、Corneliusとして活動をスタート。'23年6月にアルバム「夢中夢 -Dream In Dream-」をリリース。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやREMIX、インスタレーションやプロデュースなど幅広く活動中。

Buffalo Daughter(バッファロー・ドーター)

シュガー吉永 (g, vo, tb-303) 大野由美子 (b, vo, electronics) 山本ムーグ(turntable,vo)1993年結成以来、バンド編成での新しい音楽をアルバムをリリースするごとに提示し続け、2023年結成 30周年を迎えた現在も日本のみならず海外でもライブバンドとして大きな評価を得ている。2021年に8枚目 となるアルバム「We Are The Times」をワールドワイドでリリース。

山本精一

兵庫県生まれ京都在住の音楽家、文筆家、画家。1986年から2001年までBOREDOMS(米ワーナーより発売)に作曲と、ギタリストとして参加。以後、ROVO、羅針盤、想い出波止場、PARA、MOST、TEEM、Ya-to-i、NOVO-TONO、CHAOS JOCKEY他、様々なジャンルにおいてワールドワイドに活動を展開する。特に90年代から2000年代にかけて、海外フェス、ロラパルーザ、グラストンベリーなどに多数出演。また、BOREDOMのメンバーとして、ソニック・ユースやニルヴァーナといった、オルタナティヴ・ロックバンドとのツアーも多数行なっている。音楽家としての代表作はアンビエント作『Crown Of Fuzzy Groove』(ソロ)、『SOUL DISCHARGE 99』(BOREDOMS)、『ソングライン』(羅針盤)、『水中JOE』(想い出波止場)、『FLAGE』(ROVO)、『幸福のすみか』(山本精一&PHEW) 等 がある。湯浅政明監督アニメーション『マインド・ゲーム』、三池崇史監督の『殺し屋1』、矢口史靖監督の『アドレナリンドライヴ』などのサウンドトラックを手がける。エッセイストとしても「文学界」など様々な媒体に寄稿しており、『徒然草』が2008年の年間ベストエッセイに選出。1999年には妄想エッセイシリーズ『ギンガ』、2009年には『ゆん』、2014年に『イマユラ』を出版。さらに画家、写真家としての活動も精力的に行っており、個展や、自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表している。

Terry Riley (テリー・ライリー)

作曲家・音楽家。1935年6月24日。カリフォルニア生まれの88歳。昔も今も、そして未来も、常に新しく、独創性に溢れる音楽を作り続ける音楽界の大巨匠。初期の名盤『in C』(1964年)はミニマル・ミュージックの金字塔として輝き続け、『A Rainbow in Curved Air』(1969年)はサイケデリックを代表する不朽の名盤となり、その後登場するアンビエント・ミュージックにも大きな影響を与えている。また、レイヴ・パーティーの原型となった「All-Night Concert」の開催、インド音楽から影響を受けた彼の作品はサンプリング/ループの原型となってクラブ・カルチャーにまで影響を及ぼすなど、1960年代から行なってきた革新的な音楽活動は、ジャンルを超え、今なお世界の音楽シーンの礎であり、未来を照らす光となっている。横尾忠則、久石譲、ジム・ジャームッシュ等、大ファンを公言している表現者は数多い。2020年より山梨県在住。鎌倉で月一度、ラーガ教室「Kirana East」も行っている。


朝吹真理子 (小説家)

2009年「流跡」でデビュー。2010年、同作で第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞を受賞。近刊に小説『TIMELESS』(2018)、エッセイ集『だいちょうことばめぐり』(2021)など。2012~14年、国東半島アートプロジェクトにて発表された飴屋法水(演出・美術)による演劇「いりくちでくち」を共同制作。2021~22年「Reborn-Art Festival 2021-22」でも画家弓指寛治と展示作品「スウィミング・タウン」を共同制作。

 

【会場】

京都中央信用金庫 旧厚生センター
京都市下京区中居町113

電車:JR京都駅より徒歩5分 
バス:京都市バス烏丸七条バス停より徒歩1分

京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)
京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239

電車:地下鉄烏丸線丸太町駅下車 7番出口すぐ

東本願寺・能舞台
京都市下京区烏丸通七条上る

電車:JR京都駅より徒歩7分
バス:京都市バス烏丸七条バス停より徒歩1分

国立京都国際会館 メインホール
京都市左京区岩倉大鷺町422番地

電車:地下鉄烏丸線国際会館駅より徒歩5分

 

【料金】

【展覧会】
一般:3,300円(3,000円)
専門・大学生:2,200円(1,900円)
中高生:1,800円(1,500円)
※小学生以下無料
※かっこ内は前売り料金。前売り券の販売期間は2023年10月5日23:59まで 
※京都新聞地下1階のみ、無料で鑑賞できるチケットの予約を10月5日正午から開始します(10月分のみ。11月分は10月20日正午から、12月分は11月20日正午から)。オンラインのみで受け付け。日付指定で先着順。
※当日券の販売は、オンラインおよび会場①京都中央信用金庫旧厚生センターの販売窓口のみ(京都新聞ビル1階には販売窓口はありません)。当日券の販売は10月6日0:00~各枠入場開始時間まで
※学生の方は、入館時に学生証をご提示ください
※「障害者手帳」(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、大学生・専門学校生と同料金対応となります。事前予約の際は、大学生・専門学校生の枠をご選択ください
※リピーター割引について:リピーターの皆さまは、下記のいずれか1点を、京都中央信用金庫旧厚生センター会場のチケットカウンターでご提示いただきリピーター割引の適用をお申し出いただきますと、通常料金から50%割引の特別料金でご入場いただけます(他の割引チケット、招待券、無料入場枠との併用はできません)。①オンラインチケット購入時に発行されるQRコード②e-tixより送付されたご購入確認メール③オンラインチケット購入者の氏名および電話番号の下4桁④使用スタンプ押印済みの当日券(もしくは当日ご利用のショップレシート)


【ライブ】
テリー・ライリー
全席指定 S席 10,000円/A席 9,000円/B席8,000円

⇒両日とも予定枚数の販売を終了しました。

コーネリアス
全席指定 S席 9,800円/A席 8,800円

⇒予定枚数の販売を終了しました。
※未就学児入場不可
※チケットは公式サイト(https://ambientkyoto.com/about#tickets-info)よりご予約・ご購入ください。

◎注意事項
〈展覧会会場について〉
※チケットはオンライン予約制です。混雑する際は入館をお待ちいただく場合があります。
※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
※ベビーカーでお越しのお客様は、受付にてベビーカーを預からせていただく場合がございます。
※京都中央信用金庫旧厚生センターは会場が歴史的建造物のため、入口階段にスロープが設置できない構造です。車椅子でのご来場は、同伴者の方のご協力のもと階段対応ができる方に限らせていただきます。建物の構造上、1階のみ閲覧可能となります。(車椅子でお越しの方及び同伴者の方1名までは入場無料です。※予約不要)


☆★☆★☆2023年10月4日付京都新聞朝刊に掲載された特集紙面はコチラでもご覧いただけます!!

☆★☆★☆京都新聞の動画ライブラリで動画が閲覧できます!! 京都新聞ビル会場はコチラ 京都中央信用金庫旧厚生センター会場はコチラ 

☆★☆★☆京都新聞のデタジルメディア「THE KYOTO」で、坂本龍一さんとのコラボ作品の映像を制作した高谷史郎さんのインタビューをお読みいただけます。記事はコチラ(閲読には京都新聞IDの新聞購読者プランへの入会が必要です。)


 

開催期間2023年10月6日(金)~2023年12月31日(日)
時間午前9時~午後7時(入場は、閉館の30分前まで)
休館日2023年11月12日(日)、12月10日(日)
会場 ①京都中央信用金庫旧厚生センター (京都市下京区中居町七条通烏丸西入113)②京都新聞ビル地下1階 (京都市中京区烏丸通夷川上ル)
ホームページhttps://ambientkyoto.com/
お問い合わせメール:info@ambientkyoto.com
ハローダイヤル:050-5542-8600(午前9時~午後8時)
主催/後援など主  催:AMBIENT KYOTO 2023 実行委員会(TOW、京都新聞、Traffic、京都アンプリチュード)
企画制作:TOW、Traffic
協  力:文化庁、α-STATION FM KYOTO、京都 CLUB METRO、株式会社サンエムカラー、小川珈琲株式会社、株式会社ハッピーマンデー、CCCアートラボ
後  援:京都府、京都市、公益社団法人京都市観光協会、FM COCOLO
音響機材協賛:Genelec Japan、ゼンハイザージャパン、株式会社静科、株式会社MSI JAPAN大阪、アビッドテクノロジー、Synthax Japan、Abendrot International LLC、Sonos Japan
映像機材協賛:bricks & company、Magnux
技術協力:パナソニック株式会社
協  賛:Square
広報協力:HOW INC.
特別協力:京都中央信用金庫