「院展」の名で親しまれている日本美術院は、明治３１年（１８９８年）、東京美術学校長を退任した岡倉天心の指導のもと創設された日本画の研究団体です。
天心の没後、大正３年（１９１４年）、横山大観らによって再興され、以後一世紀に渡り近代日本画の発展に大きく寄与してきました。
再興第１０２回展を迎える本展では日本美術院同人をはじめ、奨励賞受賞の山田伸など招待・無鑑査を含む入選作とあわせ、新作８０点を一堂に展覧します。

奨励賞　山田伸「暦」

●同人（推挙順）
下田義寛、小山 硬、福井爽人、伊藤髟耳、田渕俊夫、那波多目功一、手塚雄二、福王寺一彦、梅原幸雄、清水達三、宮廽正明、菊川三織子、西田俊英、松村公嗣、大矢 紀、高橋天山、川瀬麿士、吉村誠司、村上裕二、大野百樹、今井珠泉、倉島重友、清水由朗、齋藤満栄、小田野尚之、宮北千織、大野逸男、北田克己、村岡貴美男、井手康人、前原満夫、中村 譲、國司華子、藁谷 実

【ギャラリートーク】
９月２７日（水）午前１０時３０分から。
日本美術院同人、清水達三、宮北千織、村岡貴美男

【サイン会】ギャラリートーク終了後
再興 第１０２回「院展」図録をお買い上げのお客様、先着１００名様限定

  全作品集表紙絵　川瀬磨士 「白嶺」